日本丸リバイバル・
プラン

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>プロジェクト内容>今、なぜ日本丸?


 「この船、動くんだよね…」
 日本丸を目の前に聞いたこの言葉に一瞬我が耳を疑った。
初めて体験した帆船「海星」のセイルトレーニングで、洋上で出会った新・日本丸が風を満帆に受け帆走っている姿を見た時の震えるような感動が蘇ってきた。
『「太平洋の白鳥」とまで賛美された美しい姿を洋上に見ることができたら…』と思った。

 それからというもの、会う人会う人に「みなとみらいの日本丸って動くの知ってた?」と尋ねながら歩いたら、意外と動くことを知っている人が多くて驚いた。
けれど、それはごくごく一部の横浜経済に関わっている人々の間だけでのこと。
ほとんどの横浜市民は、みなとみらいの動く歩道の上から眺めるだけの日本丸は、もう二度と動くことのない建造物としか見ていなかっただろう。

 かつて読んだ「竜馬がゆく」の中で、竜馬は海と船をこよなく愛し、船を手に入れ船を使って新しい未来を拓こうと考え行動していたことを思い出し、竜馬がこ の世にいたら、いつでも動けるのに狭いところに押し込められ眠っている日本丸を自由な大海原へ解き放してやりたいと思うだろうと想い始めたところから、こ の横浜皆援隊構想は始まりました。

 大海原を帆走る日本丸、狭い狭いプールのような場所に繋ぎとめられているだけの日本丸。
 のびやかな自由さと、がんじがらめに縛られた束縛された社会との対比が頭の中に浮かび、この日本丸を横浜港に出すことができたら、今の社会に蔓延(まんえ ん)している閉塞感を打破することにもつながるんじゃないかと思い、とにかく日本丸をみなとみらいから出すことを仲間内で議論し始めました。

折しも横浜は、2009年に開港150周年という一つの大きな節目の年を迎え、355万人の横浜市民がみんなで開港を祝い、港が横浜経済を飛躍的に発展させたことに感謝しようとする機運が横浜市内に高まってきています。
そこで、1985年に「横浜市民の連帯感を深める新しい国際港都横浜のシンボル」として、横浜市が約90万人の署名を集め誘致に成功した日本丸が再び横浜市民から脚光を浴び、横浜市民に元気と勇気を与える存在になってもらいたいと考えました。
そして、開港150周年記念事業として世界中の帆船を横浜港に呼び寄せ、各国の帆船をお迎えするホスト・シップを船歴80年近い日本丸に務めてもらうこと によって、歴史的・文化的財産を大切に守りながら活用してゆく「横浜」のイメージを世界に発信してゆきたいと考えています。

そのためには、ただ何でも行政に依存するのではなく、横浜を心から愛する市民・市内企業が中心となって、それを行政が支援するという「民と官の新しい協働 関係」を築きながら、民が主導する市民イベントを実現し、そこに携わった市民がイベントの成功を通じて本当の感動を共有できることにつながると確信してい ます。
しかし、「横浜市民の連帯感を深める」という目的で招致した日本丸を開港150周年に横浜港に出すためには、多くの課題が山積しているということも事実です。

ほとんどの横浜市民は、日本丸の後ろには大きな橋(長さ80mの国際橋が2本)がかかっているから出られないと考えるでしょうが、「橋を外せば出せる」と か「橋をくぐるかまたがせたら出せる」と考えたら、今まで出来ないと思っていたことも出来るようになるのではないでしょうか?
山積する大きな課題を乗り越え、一つの目標を実現しようとするには大きなエネルギーが要ります。決して道のりも楽なものではないことは容易に想像できます。
しかし、横浜という街が好きで横浜を皆で応援して行こうという仲間が「横浜皆援隊」となり「出来ない理由の山」や「否定の声の山」を乗り越えることが出来れば、日本丸を海に出すことは充分可能なことだと信じています。
できない理由を並べることは簡単だけどその先に明るい未来はなく、どうしたら実現できるかを考え、その解決策を実行することによって明るい未来は拓けてくるものだと思います。
ぜひとも「どうやったら日本丸を出せるんだろう?」と一緒に考え、一緒に行動する横浜皆援隊で横浜のサポーターとなって活動に参加してください。


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